グループ展「’s archipelago(ダッシュ アーキペラゴ)」(2025年12月6日(土)〜14日(日))出展作品
今年の抱負に、「自己表現したい」という衝動を持っていることを書きました。何か表現したいけど、できていないことへのもどかしさ。この「もんもん」とした感情を形にしたのが、グループ展「’s archipelago(ダッシュ アーキペラゴ)」です。
本展示のステートメントにある、「全ての人に許されている「表現」という行為を、連なる日々を理由になおざりにして忘れたふりをしていた」という言葉。まさにこれが企画の原点でした。それぞれがそれぞれの「もんもん」を抱える中で、制作をとおし「現在地を見つめ直す」こと。私の作品タイトルは『I Think ☆ ー40歳の習作』。副題に“習作”とつけたのは、制作過程そのものに価値を持たせたかったからです。ひたすら手を動かし、自分と向き合った一年間でした。
作品の中で、主人公の「わたし」は、何度か「決断」を迫られます。最初は迷いながら決断していきますが、だんだんその表情に自信がみなぎり、最後は、提示された以外(第三の選択)を選び、自分の力で大空に飛び出します。これは、今の私の心境です。安全(だと思われる)道ばかりを選んできた自分を卒業し、冒険したい、冒険すべきと自分を鼓舞する感情。保守的な自分を認めつつ、その上で、少しの勇気を出し、新たな一歩を踏み出すこと。これからをどう生きるか。作品をとおして、向き合えた気がします。
「Think」とは、考えること。AIが加速する中で、ますます「自分の頭で考えること」が大切になってくると思います。自分で考え、結論を定義し、形にすること。AIを否定しているのではありません。考える力を、衰えさせたくないのです。
「もんもん」という感情が消えたわけではありません。ただ、「現在地を見つめなおす」ことはできたと思います。私にとって自己表現は、自分を自分たらしめる手段です。この制作を起点に、また新しい何かを生み出していきます。
I Think ☆ ー40歳の習作
movie(4′00)
制作ソフト:Adobe After Effects
サウンド:GarageBand
アシスタントツール:Adobe Firefly(背景等の参考・再構築・トレース等で使用)



















